それらのアイテムを通して海外との接点のようなものも芽生え始めました。
その後、海外留学で語学や国際感覚に触れ、帰国後は教育機関でカウンセラーとして約10年勤務の後、
デザインや配色の勉強も兼ねたネイルサロンの経営。結婚後の2015年シンガポールに移住。
異国の地で新しいチャレンジとして選んだのは、昔から温めてきた“ハンドメイド製品にかかわりたい”という想いでした。
NINAのデザインの軸となるのは、“誰もが自分らしいファッションを楽しんでほしい”という想い。
日本では年齢を重ねるごとに地味なアイテムを選んでしまいがちですが、
海外では高齢のおばあさまがとびきり鮮やかなドレスを纏ってお出かけされる様子をよく見かけます。
自分のためのおしゃれをされた彼女たちの表情は自信と充足感に満ちていてこちらまでエネルギーをもらいます。
ファッションは自己表現の一つ。自由に自分を表現したいと思っています。
ブランドのスタートが『カスタマイズ』であるのはこの想いがあるからです。